来年の初詣はどうしようか
来年の手帳を買って思ったこと
いつもの年より早めに来年の手帳を買った。
気分を変えようと新しいタイプのものを探したが、結局いつものになった。予想はできた。
なぜ変化を求めようとしたのか。きっと、ことしよりいくらかでもいいことがあるように、という気持ちだったに違いない。
初詣のとき、去年が特別に悪い年でもなかったのに、今年こそいいことが・・・と手を合わせてしまうのと似ている気がする。
ことしはコロナ禍で不自由は多々あった。コロナとは関係なくしんどいこと、できればやり直したいこともあった。他方でコロナが気づかせてくれたこともあった。
最近は、一日無事に過ごせたら「もうけたな」と思えるのは老境に少したどり着いたからか。
例年、初詣は自宅近くの神社に行き、少し落ち着いてから神田明神(東京 神田)に行っていた。さて、来年はどうしようか。
初詣でも有名な高幡不動尊に先月、初めて行ってきた。駅からたった数分で名だたるお不動様に会えるとは驚いた。随所に歴史を感じる佇まいだった。
平日の夕方だったので人はまばらだったが、今度の正月はどうなるのだろうか。
コロナ禍で神社や寺もいろいろ工夫していると聞くが、オンライン初詣というのも少し味気ない。いやいや、そういう考えが古いのか・・・。
ことしは神様や仏様が、常識は変わるんだよ、と教えてくれたのかもしれない。
来年の手帳にどんな予定や一日の出来事を書き込むことになるのだろうか。