ミノムシ発見
久しぶりの再会
日中の蝉の鳴き声が弱まり、夜、虫の声が大きくなってきた。
けさ、犬の散歩中にミノムシを見つけた。
木の枝にぶら下がっていたわけではなく、
頭上の電線から蜘蛛のようにスルスルと降りてきた。
久しぶりに見た。
ガの幼虫だということしか知らないが、
子どもの頃は、もっとあちこちで見た気がする。
しかし、この暑さ続き。早くないか?暑くないのか?
最近見なくなった虫としては、地蜘蛛もすっかり見かけない。
そっとそっと破かないように袋を引き上げるあの感覚、覚えている。
「夏の背中」という言葉を何かで読んだが、
まさしく夏が振り向きながら過ぎようとしている。