天気と神経痛の関係
雨の日は体がきつい
もうやんだかな、と思うとまた降り出す雨だった。
東京は日中の最高気温が15度足らずで、冬物を仕舞ったことを悔いた。2月頃は15度もあれば「今日はあったかいな」だったのに。
「雨の日はどこどこが痛い」と母が昔よく言っていた。今、その気持ちが分かる。
今日はしびれが強く、嘱託の仕事に行くのがゆるくなかった(しんどかった)。
退院後、体調がすぐれなかったのはすべて雨の日だ。やはり低気圧と神経の痛みは深く関係しているようだ。
リハビリのため2つ手前の駅で降りて歩いた。街はしっとりとした空気に包まれ、季節は一歩進んでいた。
椿(ツバキ)と山茶花(サザンカ)は似ているが、これは花の落ち方や葉っぱの特徴(葉脈が白い)から椿でしょうか。花はそろそろ終わりの頃。
住宅街でも季節をしっかり感じられた。 頑張って歩いたご褒美と思おう。
湿度のおかげなのか、つらかった鼻詰まりがだいぶ楽になった気がする。
甘いもの話
「花筏(はないかだ)」と名付けられた和菓子。
花筏は、水面に散った草花が連なって流れるさまを筏に見立てた言葉。
俳句の世界では「清明~立夏」に使われる晩春の季語で、今の時期にふさわしい。
優雅な光景を表すと同時に、「あらゆる生命はとどまることなく移ろうもの」と、人の一生とを重ねて”諸行無常”を表す言葉でもあるらしい。奥が深い。
ようかんと練りきりが織りなす凛とした「花筏」、まさに儚く消えてなくなった。
凡庸な私には、「美味しい」という言葉しか出てきませんでした。